あまり思い出したくない

毎朝4時前から聞こえてくるカラスの鳴き声。近くにいるカラスの「カァーかぁーカァーかぁー」という声に答えるように、遠くから「カァーかぁーカァーかぁー」これを何度か繰り返す。これって会話しているんですよね? カラスはとても賢いってよく聞きます。

朝の散歩の帰り道、電線に止まった2羽のカラスが下に向かってカァカァカァカァと激しく鳴いていました。何だろうと思ってよく見ると、その真下に1羽のカラスが横たわっていました。まるで「起きろ!起きろ!」と一所懸命声をかけているみたいに。死にそう?死んでいる?ちょっとゾクゾクしてしまいましたが、カラスって仲間愛とか家族愛とか強いんだろうなと、しみじみ、しんみりと感じながら帰りました。

家に着いて、今見てきたことを夫に話すと、「それは違うよ。共食いでしょ」と! 思ってもなかった夫の言葉にビックリ! 本当にそうなの?共食いしないといけないほど食べ物に困ってる?

これから毎朝、カラスの鳴き声を聞くたびに今日の光景を思い出してしまいそうです。